現在、僕は1人で仕事をしています。特にオフィスは借りずに、自宅でもうかれこれ2年近く仕事しています。
いわゆる在宅ワークですが、イメージとしてはオンオフの切り替えができないとか、つい怠けてしまうとかデメリットが多いと思います。
僕も最初はそれが怖かったんですが、いざやってみると全くそんなことはありませんでした。
今回は自宅で仕事をするメリット・デメリット、オフィスを借りない理由についてまとめます。
オフィスを借りない理由
最初はガッツリオフィスを借りようと思っていました。
しかし、オフィスを借りると次のようなデメリットがあります。
- 家賃がかかる
- 水道光熱費・ネット回線など固定費がかかる
- オフィスへの往復時間がかかる
オフィスを借りなかった一番の理由は家賃などの固定費でした。
自宅をオフィスに使うと、家賃・水道光熱費・ネット代など固定費を経費で落とせます。
もちろん全額は落とせませんが、それでも3割~5割程度は経費に計上できます。これ、結構でかいです。
現在嫁と2人暮らしですが、家の間取りは2LDKです。ひと部屋はオフィス用に使っています。
オフィスがなければ1LDKで十分ですが、1LDKの部屋を借りる家賃+オフィス用に部屋を借りる家賃と、2LDKを借りる家賃とを比較するとどう考えても2LDKの家賃の方が安上がりなのでオフィスは借りません。
経営する上で無駄な経費を出さないことが一番です。
自宅で仕事をするメリット
自宅で仕事をするメリットは次の通りです。
- 固定費が節約できる
- いつでも職場にアクセスできる
- オフィスへの往復時間がいらない
具体的に解説していきますね。
1.固定費の節約
これは先程のオフィスを借りない理由でも説明した通り、家賃・水道光熱費・ネット料金が二重にならないことが大きいです。
自宅がオフィスだと経費にもできますしね。税理士さんによると、大体5割程度までは経費に落とせるようなので。
社宅扱いにすればもっと節約もできるでしょうが、部屋は個人契約なので社宅扱いにできません。。。
次引っ越す時は社宅扱いにしよう。。。
2.いつでも職場に行ける
例えば、受託業務なら急な顧客対応、自社開発の業務なら「あそこをもっとこうしようかな」といった思いつきにすぐに対応することができます。
これがオフィスを借りているとわざわざオフィスまで出向く必要がありますが、自宅だとすぐです。
反面、オンオフがつけづらいデメリットにもなりえますが、受託業務にしろ自社業務にしろ、すぐに対応できるのは自宅で仕事をする強みです。
3.オフィスへの往復時間がいらない
自宅をオフィスにすると通勤時間がなくなります。
満員電車に揺られるストレスからも解放されますし、車通勤の方なら渋滞のストレスもなくなります。
そもそも徒歩3秒くらいなので、起きて歯を磨いて顔を洗ったらすぐに机に向かうことができます。
往復時間以外にも、着替えなどの準備の時間も必要なくなるのでメリットは大きいですね。
その分睡眠時間も多くとれます。
自宅で仕事をするデメリット
メリットが大きい自宅オフィスですが、反面デメリットもあります。
- オンオフの切り替えができない
- 怠けやすい環境
- 引きこもりになってしまう
- 相手に自宅住所がバレる
具体的に解説していきますね。
1.オンオフの切り替えができない
メリットで紹介した職場への気軽なアクセスや往復時間の減少は、反面24時間職場と隣接していることにもつながります。
そのため、人によってはオンオフの切り替えができないとか、常に仕事がつきまとうことによるストレスがあるかもしれません。
僕は1Kのひとり暮らし時代から自宅兼オフィスでしたが、確かにオンオフの切り替えのしづらさはあります。
でも、だからなんだという話でした。だって、やればやるだけ収入も増えますし、逆にやらないと野垂れ死ぬわけで。。。
オフモードにしたいならぷらっと出かけるか、カフェなどで落ち着けばいいのではと思うんです。
今は土日はほぼ休みにしているので、それが習慣化したおかげで土日になると自然に体がオフになっています。
何か習慣づけることで解決できる問題だと考えています。
2.怠けやすい環境
なんか独立しといて怠けやすいって、甘えてんのか!て気持ちにもなりますが、人によっては家で仕事すると集中できない、怠けてしまう、ダラダラしてしまうというデメリットがあるようです。
以前、「フリーランス必見!1人で仕事しても怠けず継続してできる方法を3つ紹介する」という記事でも紹介しましたが、今でも僕は1日の全ての仕事・タスクをGoogleカレンダーで管理しています。
1日にすべきことが明確になるとスケジュール通りに動けるからです。
というか、オンオフの切り替えでも書きましたが、やればやるだけ収入も増えるので、逆に怠ける選択肢がないんですよね。。。
いや、もちろん寝たいとかゲームしたいという欲求は出てきますが、眠い時は寝ますしゲームしたい時はゲームもしてます。
メリハリは割とつけてるつもりです。そのため、あまり怠けたいという感情が出てきません。メリハリ大事。
ダラダラしちゃう、怠けてしまう、という方は、まずは環境づくりから始めてみてはいかがでしょうか。
3.引きこもりになってしまう
自宅で1人でやっているせいか、滅多に人に会うことがありません。
一応、外部パートナーさんは何人かいますが、別に会う必要性もないですし基本はLINEでのやり取りです。
そうなると、寂しくなるし運動不足になってしまいます。
ひどい時は1ヶ月で外出が1回だけという日もありましたから、こうなると人との会話の仕方を忘れてしまいます。
運動不足解消にジムに通ったり、定期的に人に会うことが大事です。。。
4.相手に自宅住所がバレる
これは、登記や請求書などに住所を記載する際、自宅で仕事をしていると自宅の住所を記載することになります。
別にやましいことをしているわけではないので問題ありませんが、プライベートの住所を載せるのに抵抗がある方は多いと思います。
ホームページを作ったら、そこにも住所を載せるわけですからね。。。何があるかわかりません。
そこでおすすめするのがバーチャルオフィスです。
バーチャルオフィスは架空の住所というわけではなく、要は住所だけ借りれるサービスです。
住所を借りるため登記だってできますし、名刺やサイトにも載せることができます。
住所宛に届いた郵便物は自宅住所まで転送してくれますからかなり便利です。
僕は「Karigo」というバーチャルオフィスを使っています。
一番安いプランで月額3,150円で住所が借りれるので、わざわざオフィスを借りるよりはるかにお得です。
転送電話もつければ、携帯番号ではない市外局番から始まる電話番号も利用できます。信頼性という点では、いまだに市外局番の電話番号の方が強いですからね。
自宅で仕事をする上で、バーチャルオフィスを使わない手はないです。
最後に
以上、自宅で仕事をするメリットとデメリットを紹介しました。
数としてはデメリットの方が多かったですが、全て対処法はあるので全く問題ありません。というか、いざ仕事を始めるとほとんど気にしたことがありません。
もう2年近く自宅で1人で仕事しているわけですが、かなり快適ですし色んなストレスから解放されています。
これから独立を考えている方も、いきなりオフィスを借りる前にまずは自宅で仕事をしてみることをおすすめします。
どうしても性に合わないのであれば、レンタルオフィスやシェアオフィスなど、経費のかからないところから始めてみましょう!