格安SIMとか格安スマホとか興味はあるけどどれを選べばいいかわからない・・・
そんな方は多いと思います。ただ、わからないからといって諦めるのはかなりもったいない話。
なぜなら、いま契約している携帯キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、毎月の携帯料金が1,000円~2,000円台と3分の1以上お得になるからです。
これはもう乗り換えないと損ですよね。
格安SIMにすると速度が遅くなるとか、電話料金が高くなるとか、そんな噂を耳にして躊躇している方もご安心下さい。
しっかり格安SIMの選び方を解説していきます!
格安SIMの選び方
格安SIMの選び方ですが、何を重視するかで異なります。格安SIMおすすめの選び方は次のとおりです。
基本的にこの選び方が1番おすすめだと確信しています。それでは、なぜこのような選び方になるのか詳しく解説していきます!
1番おすすめはUQモバイル(ユーキューモバイル)
格安SIMで1番おすすめしたいのはUQモバイル(ユーキューモバイル)です。理由は、
- 格安SIMの中でもキャリア並に速い
- 混雑する時間でも安定して使える
- 3GBプランで月額1,680円
とシンプルに速いからですね。
格安SIMは、携帯回線をドコモやauから借りて運営しているため、遅くなりがちです。しかし、UQモバイルはauの関連会社ということもあり、通信速度はauやドコモ並に速いです。
実際UQモバイルを使っていますが、速度でストレスを感じたことは1度もありません。
また、通常12時台や20時台など、利用者が多くなる時間帯はその分遅くなりがちなんですが、UQモバイルはその影響が少ないです。安定して使えるのでかなりおすすめ。
ただ、以下の方はUQモバイルではなくこれから紹介するmineo(マイネオ)や楽天モバイルをおすすめします。
- 毎月3GB以上使いたい方
- 電話もある程度したい方
UQモバイルでおすすめできるプランは毎月3GB。それ以上使いたいのであればmineo(マイネオ)や楽天モバイルを使う方がお得になります。
3GBというと、1日ネットやSNSを3時間程度、動画はほぼ見ないという方向けです。自宅や職場にWiFi環境がある方はこちらでも十分ですね。
- 3GBで十分な方
- 速い回線を使いたい方
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルのサイトを開くと、おしゃべりプランやぴったりプランというのが目に入ります。
このプランですね。これ、あまりおすすめできません。
確かに通話もできてお得感はありますが、使いはじめて14ヶ月後に料金が変わるのが難点。
- プランS:1,980円→2,980円
- プランM:2,980円→3,980円
- プランL:4,980円→5,980円
更に、毎月使えるデータ容量も、26ヶ月後には減ってしまいます。
- プランS:2GB→1GB
- プランM:6GB→3GB
- プランL:14GB→7GB
携帯会社って1年、2年と短い期間で使うものではなく、長い人生一緒に使っていくパートナーみたいなものです。
そう考えた場合、2年ちょっと経つとプランMでも毎月3GBで3,980円は高すぎです。
ドコモ・au・ソフトバンクと比べたら安いかもしれませんが、それなら他の格安SIMの方が安いです。
一方、この通話プランをつけない場合だと
と、料金やデータ通信量の変化を気にせず使えるようになります。
これが、UQモバイルは3GBをおすすめする理由ですね。980円のデータ高速プランは、音声通話ができないデータ通信専用プランです。
iPadのタブレットや2台持ち用に使うといったところですね。ポケットWiFiのモバイルルーターにさせばWiFi代わりにも使えます。
通常は「データ高速+音声通話プラン」を選びましょう。
UQモバイルにはデータ無制限のこちらのプランもあります。
データ容量を気にせず使えますが、速度が遅くなりUQモバイル最大のメリットである速さを消してしまいますので、あまりおすすめしません。
データ高速プランを選んでおけば、快適に使えます!
UQモバイルの通話料金
UQモバイルの通話料金は30秒あたり20円です。
毎月30分程度通話する方なら通話料金は大体1,200円。プラン料金の1,680円と足すと2,880円になりますね。
通話料金はどうしても高くなりがちなので、通話はLINEがメインでたまに仕事関係やお店の予約で電話をする、といった方向けです。
ちなみに僕は電話はほぼLINEでしかかけないので毎月10分くらいしか通話しません。通話料は400円くらいです。
「楽天でんわ」というアプリを使って通話すると、通話料金が30秒10円と半額になるのでおすすめ。難しい設定は必要なく、スマホに入っている通話アプリを楽天でんわに変えるだけです。
電話の際に特別な設定もいらないので、通話機能を使う方は是非入れておきましょう。
毎月3GB以上使いたいor電話もある程度使いたい方はmineo(マイネオ)がおすすめ
UQモバイルは、先程解説したように3GBしか使えないのと、長電話をしたい方にとっては不便です。
そんな方におすすめしたいのはmineo(マイネオ)。なぜmineo(マイネオ)かというと、
- 6GB・10GB・20GB・30GBプランがある
- 10分かけ放題プランがある(月額850円)
- 速度はUQモバイル並とはいかないまでも速い
というのがおすすめする理由。
月額料金も安いですし、10分かけ放題なら毎回10分まで通話料が無料になります。
パケットを他のユーザーとシェアできる「フリータンク」やユーザー同士のコミュニティである「マイネ王」など、楽しく使える仕掛けも盛り沢山でUQモバイルの次におすすめできる格安SIMです!
mineo(マイネオ)の料金
mineo(マイネオ)にはドコモプランとauプランが用意されていますが、速度はauプランの方が速いのでそちらがおすすめです。
3GBプランは1,510円とUQモバイル(1,680円)より170円安いですが、通信速度はUQモバイルに軍配が上がるので3GBを選ぶかWiFi環境が多いならUQモバイル にしておきましょう。
mineo(マイネオ)のプランの選び方は、
- 6GB→ネットやSNSは1日1時間、動画を1日1時間程度見る方
- 10GB→ネットやSNSは1日3時間、動画を1日1時間程度見る方
- 20GB→ネットやSNSは1日3時間、動画を1日3時間程度見る方
- 30GB→これらより更にヘビーに使いたい方
が目安となります。
ご自分の毎月の利用状況にあわせて選んでみてくださいね!
mineo(マイネオ)の通話料金
mineo(マイネオ)には毎月850円で、1回の通話が10分までなら何度でも無料になる「10分かけ放題」があります。
他には、840円で毎月30分までかけられるプランと1,680円で毎月60分まで電話できる通話定額もあります。こちらは長電話をする方向けですね。
10分かけ放題は、10分を超えたら30秒につき10円の通話料がかかるので注意しましょう。
それでも通話料は大幅に安くなるので、毎月50分以上電話する方は、UQモバイルよりもmineo(マイネオ)で10分かけ放題に入るほうがお得になります。
- UQモバイルで毎月50分通話:1,680円+1,000円(50分×20円)=2,680円
- mineoで毎月50分通話:1,510円+850円(10分かけ放題)=2,360円
と、300円程度mineo(マイネオ)の方が安いです。
ただ、300円くらいなら、通信速度を考えればUQモバイルの方をおすすめします。そこは価格差をどう捉えるかにもよりますが、それ以上通話をするという方ならmineo(マイネオ)でも良いのではないでしょうか。
楽天を使う方は楽天モバイルがおすすめ!
楽天カードや楽天市場をよく使う方には楽天モバイルがおすすめです。理由としては、
- 楽天ポイントでも支払いができる
- 楽天市場での獲得ポイントが増える
と、楽天ユーザーにとってこれ以上ないメリットがあるからですね。
楽天市場での買い物は、楽天カード の保有状況等によってポイントが最大8倍にまで増えます。
この条件に楽天モバイルも入っているので、仮に楽天モバイル+楽天カードを持っていた状態で買い物すると、楽天ポイントが通常より4倍多く貯まるわけです。
普段の買い物がポイント5倍になるので、かなりお得ですよね。
また、楽天モバイルの支払いは楽天ポイントも使えます。楽天ポイントの貯まり具合によっては、全額ポイント決済にすれば携帯料金は0円です。
僕はプライベートをUQモバイル、仕事用を楽天モバイルで使っていますが、通信速度も問題なく使えますし、おすすめの格安SIMです。
楽天モバイルの料金
楽天モバイルの料金は「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」とにわかれていて、スーパーホーダイはUQモバイルのような通話プランとのセット、組み合わせプランはmineo(マイネオ)のようなプラン体系になっています。
こちらがスーパーホーダイ。UQモバイル同様、2年目以降は料金が変わります。
とはいえ、1,000円高くなるだけですし、データ通信量は変わらない分良心的ですね。
ちなみに、スーパーホーダイから組み合わせプランへの変更もできるので、1年目に安く使った後組み合わせプランに変更することもできます。
こちらが組み合わせの料金プラン。スーパーホーダイと組み合わせプランは絶妙に違いますね。
5分かけ放題を使いたい方はスーパーホーダイ、使わない方は組み合わせプランという選び方で大丈夫です。
2年目からはスーパーホーダイや組み合わせプランの変更もできるので、まずは試しにスーパーホーダイで契約してみて、組み合わせプランの方が安いようであれば2年目にそっちに変更するのもありですね。
楽天モバイルの通話料金
スーパーホーダイには5分かけ放題がついており、5分以降は30秒10円で通話可能です。
組み合わせプランも、月額850円で5分かけ放題が使えます。こちらも5分以降は30秒10円で通話可能です。
5分で完了!超簡単な格安SIMへの乗り換え
それでは、今使っているスマホをどうやって格安SIMで使えるようにするのか説明します。
契約している大手キャリアから格安SIMに変更することを「乗り換え」と言います。英語でいうとMNPですね。携帯会社を変えるとか引っ越すとか言いますが、ここでは乗り換えで統一します。
格安SIMへの乗り換えは難しいものではなく、次の3STEPで完了します。
- MNP予約番号を入手する
- 格安SIMに申し込む
- 初期設定を行う
「MNP」とか「初期設定」とか難しく感じますが、やってみると超簡単・しかも短時間でできるので安心してくださいね!
具体的な乗り換え方法は「携帯キャリアから格安SIMへの乗り換え方法は?MNP手続きのやり方を徹底解説!」でも詳しくまとめているのでチェックしてみてくださいね!
2年縛り中でも格安SIMに乗り換えるほうがお得!
大手キャリアには2年縛りと呼ばれる、2年契約があります。縛り期間中に解約すると違約金をとられるので、それが嫌で乗り換えるのを躊躇する方も多いです。
しかし、実はこの違約金を支払ってでも格安SIMに乗り換えたほうがお得になります。
例えば、auでiPhone7を使っていたと仮定して、UQモバイルに乗り換えたとすると料金は次のようになります。
- auの料金:5,900円(3GB)
- UQモバイルの料金:1,680円(3GB)
- 差額は4,220円
このように、mineo(マイネオ)や楽天モバイルより料金が少し高いUQモバイルに乗り換えるだけでも、毎月4,000円はお得になります。
大手キャリアの違約金は1万円程度なので、毎月4,000円安くなることを考えるとたった3ヶ月で元が取れちゃうわけです。
そういうわけで、違約金を払ってでも格安SIMに乗り換える方がメリットが大きいのです。
格安SIMの選び方と比較まとめ
以上、おすすめの格安SIMと選び方を紹介しました。
格安SIMや格安スマホに対して、なんとなく難しいイメージを持たれている方は多いと思います。実際、僕も乗り換える前までは結構難しいイメージを持っていましたからね。
しかし、実際に使ってみると全くそんなことはないですし、携帯料金も安くなったのでかなり満足しています。格安SIMに乗り換えれば、誰でも毎月のスマホ代を3,000~5,000円ほど節約できるようになります。
大手キャリアを使い続けている方が損している状態になってしまうので、格安SIMに乗り換えてスマホ料金を安くしましょう!