タブレットとして1番使われいるであろうiPad。最近では電車の中でも使っている人を見かけることが多くなりました。
ただ、iPadといっても種類もありますし、欲しいなと思っても「何に使おう?」と迷うこともあります。
そこで、今回はiPadのおすすめの使い道から選び方まで、比較して解説していきます!iPad選びや購入するかどうか迷っている方も必見です。
最初はiPadの使い道から解説していきますが、もう既に定まっている方は「iPadの選び方」から確認してみてくださいね!
まずはiPadの使い道を考えよう
スマホと違い、タブレットは用途が幅広い分、使い道が決まってないとタンスの肥やしになってしまいます。
僕はiPadが出た当初、すぐにiPadを購入しましたが、使い道がよくわからず放置状態となっていました。。。
これは大変もったいないので、まずは購入する前にiPadを何に使うかきちんと決めておきましょう。サイズによってはiPhoneと被る部分もあるので、買った後に「なんだ、iPhoneで充分じゃんか。。。」とならないようにしておきましょう。
- 読書(Kindle・漫画アプリなど)
- 音楽を聴く(ワイヤレススピーカーとつなげると便利)
- 動画用(映画・アニメ・ドラマなど)
- ゲーム用(アプリでもTVゲームのお供にも)
- 料理用(クックパッドなどでレシピを見ながら)
- プレゼン用
- 外出時のパソコン代わり
- カーナビ代わり
- タッチペンとあわせてメモ帳やノート代わりに
- ゴロゴロしながらネットサーフィン
- ゴロゴロしながらネットショッピング
- 地図代わり
- PDF・Word・Excelなどファイル閲覧
- 天気・株・仮想通貨などチャートチェック
- 打ち合わせ
と、思いつく限り挙げてみました。
iPhoneと1番違うのは画面の大きさなので、それを活かせる場面がかなり多いです。なんといっても、ゴロゴロしながら使えるってのがいいんですよねぇ。。。パソコンだと重くてそうもいきませんからね。
iPhoneよりも画面が大きいし、パソコンよりも軽くて起動スピードが速い。
これがiPadを使う何よりのメリットだと思います。
意外に便利だったのが、例えばPS4でゲームしながらiPadで攻略サイトを開く使い方。ケースを折りたたんで直立させられますから、これはかなり便利でした。
また、タッチペンを使えばメモ帳やノート代わりにも使えるので、大学生とかはiPadだけでいいと思います。僕もセミナーとか受講する時紙のノートは使わずiPadにメモ。そしてEvernoteに飛ばしていますから、後で見返すことにも役立ってます。
他には、我が家では料理、動画、外出時に主に使用しています。ノートPCを持ち歩くよりも、iPadを持ち出すほうがはるかに便利ですね。
iPadの使い道がなんとなくイメージできてきたら、どのモデルにするか決めていきましょう!
iPadの選び方
iPadのモデルを比較
2018年1月時点で登場しているiPadは次のとおりです。
モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | iPad 無印 | iPad mini 4 | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチ | 10.5インチ | 9.7インチ | 7.9インチ | |
高さ | 305.7 mm | 250.6 mm | 240 mm | 203.2 mm | |
横幅 | 220.6 mm | 174.1 mm | 169.5 mm | 134.8 mm | |
厚さ | 6.9 mm | 6.1 mm | 7.5 mm | 6.1 mm | |
重さ | 677g | 469g | 469g | 298.8g | |
CPU | A10X | A10X | A9 | A8 | |
ピクセル | 264ppi | 264ppi | 264ppi | 326ppi | |
カメラ | 1200万画素 | 1200万画素 | 800万画素 | 800万画素 | |
スピーカー数 | 4 | 4 | 2 | 2 | |
Apple Pencil | ◯ | ◯ | × | × | |
Smart Keyboard | ◯ | ◯ | × | × | |
本体カラー | ・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド ・ローズゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
|
WiFi 価格 |
32GB | – | – | 37,800円 | – |
64GB | 86,800円 | 69,800円 | – | – | |
128GB | – | – | 48,800円 | 45,800円 | |
256GB | 103,800円 | 86,800円 | – | – | |
512GB | 125,800円 | 108,800円 | – | – | |
セルラー 価格 |
32GB | – | – | 52,800円 | – |
64GB | 101,800円 | 84,800円 | – | – | |
128GB | – | – | 63,800円 | 60,800円 | |
256GB | 118,800円 | 101,800円 | – | – | |
512GB | 140,800円 | 123,800円 | – | – |
ちなみに、僕が持っているのはiPad Pro 9.7なんですが、2017年に「iPad」としてProでもminiでもない無印版としてラインナップされました。横幅や高さは同じですが、厚さと重さが若干違うくらいで、スペックとしてはほぼ変わりません。
この中から最適のiPadを選んでいくわけですが、重要度を順に並べると
- サイズ
- タッチペンやキーボード
- 通信タイプ
- 容量と価格
といった点を基準に選ぶことをおすすめします。
1番はサイズで選ぶのがおすすめ!
モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | iPad 無印 | iPad mini 4 |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチ | 10.5インチ | 9.7インチ | 7.9インチ |
高さ | 305.7 mm | 250.6 mm | 240 mm | 203.2 mm |
横幅 | 220.6 mm | 174.1 mm | 169.5 mm | 134.8 mm |
厚さ | 6.9 mm | 6.1 mm | 7.5 mm | 6.1 mm |
重さ | 677g | 469g | 469g | 298.8g |
まずはサイズと重さですね。iPadの1番のメリットはiPhoneよりも大きなサイズなので、iPadをどこでどう使うか?を基準に選んでいけばOKです。
1番大きなサイズはiPad Proの12.9。これはA4サイズより大きなサイズで、このレベルになると持ち運びは重くなります。サイズ的にはMacBook Airとあまり変わらないので、これは完全に自宅用ですね。
もっと言うと、ゴロゴロしながらネットサーフィンしたり読書するにもあまり向いていません。重くて手が疲れます。なので、iPad Pro 12.9は完全に据え置き目的ですね。
サイズで選ぶことを考えたら次のようになります。
- 自宅で据え置き→iPad Pro 12.9
- 家でも外でも→iPad Pro 10.5かiPad
- 自宅でゴロゴロ用→iPad mini 4
iPad mini 4は小さく軽いので、持ち運びには便利ですが外で何かしようと思うと画面サイズが小さいかな、という印象。寝転がってネットサーフィンやネットショッピング、電子書籍の読書を楽しみたい方向けですね。
mini 4のサイズなら電車の中でも使えないこともないので、ガラケー+iPad mini 4という使い方もできますね。iPadに格安SIMをさせば、通信費も割安になります。
ちなみに、僕は9.7インチのiPadを使っていますが、持ち運びに不便したことはありませんし、サイズも充分なので外で使うのにも最適。10.5インチや9.7インチはバランスが取れています。
補足:どんなアプリを使うかでも決める必要がある
iPadのCPUはモデルによって異なりますが、要は1番スペックが低いiPad mini 4と比較してこれだけ高速に動く、というのを下の表にしました。
モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | iPad 無印 | iPad mini 4 |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチ | 10.5インチ | 9.7インチ | 7.9インチ |
CPU | A10X | A10X | A9 | A8 |
A8との比較 | CPU:2.5倍高速 グラフィックス:4.3倍高速 |
CPU:2.5倍高速 グラフィックス:4.3倍高速 |
CPU:1.6倍高速 グラフィックス:1.8倍高速 |
– |
スペックにこだわるなら12.9や10.5がベストな選択ですが、読書やネットサーフィン、動画視聴くらいならiPad mini 4でも充分です。
このスペックは、画像編集や動画編集など、重たいアプリを使うかどうかですね。
iPadで重たいアプリを使うケースってそこまで多くはないですし、一般的な用途を考えたら限定的なので補足事項としました。
というか、、、iPad Pro 12.9はサイズ的にも値段的にも、これを選ぶくらいならノートPCでいいんじゃね!?とも思うので、重たいアプリを使うなら10.5でもいいのではないでしょうか。
- ガッツリ重たいアプリを使う→iPad Pro 12.9か10.5
- 重たいアプリは使わない→iPadかmini 4
使い方によってはタッチペンやキーボードの対応で選択
Apple純正のタッチペンが「Apple Pencil」、そして純正キーボードが「Smart Keyboard」となっています。Apple PencilはiPadにメモや絵を描く時に使えますし、Smart Keyboardは外出時の作業なんかに向いています。
この2つは、iPad Proにしか対応していません。iPadとmini 4には使えないんです。
なので、Apple PencilやSmart Keyboardを使いたい場合は、iPad Proの12.9か10.5を選びましょう。
・・・ただ、Apple純正にこだわりがない方なら、Apple以外から出ているタッチペン(スタイラスペン)を使うこともできます。
また、キーボードも同様に、Apple純正以外を購入すれば使えますので、無理に純正にこだわらなくてもいいです。
ちなみに、僕も上記のキーボードを使っていますが、特に不満はないですし、別に純正じゃなくてもいいなぁというのが率直な感想です。
WiFiモデルとセルラーモデルのどちらがいいか
iPadには、WiFiモデルとセルラーモデルの2つがあります。簡単に説明すると、
- WiFiモデル…WiFi専用。WiFiが使える場所でないと通信できない
- セルラーモデル…SIMカードを入れることで、携帯会社の電波を使って通信できる
という違いです。セルラーモデルの方が価格も1万5000円ほど高いですね。WiFiモデルの方が安いですが、やはりWiFiがないとただの板になってしまうのがデメリット。
いつも作業するカフェがWiFiスポットがあったり、自宅だけで使うような方ならWiFiモデルでもいいです。
それ以外の方には、断然セルラーモデルをおすすめします。
セルラーモデルを使うなら、ドコモ・au・ソフトバンクで契約するよりも、格安SIMで使った方がはるかに安いです。iPadで使えるおすすめの格安SIMを紹介します。
1番のおすすめはセルラーモデル×UQモバイル
UQモバイルは格安SIMの中でも圧倒的に速いのでおすすめです。料金も毎月980円で使えます。
ただ、デメリットは3GBしか選べない点です。一応、データ容量を気にせず無制限で使えるプランもありますが、その分速度が遅くなってしまい、せっかくのUQモバイルのメリットを消してしまうのでおすすめできません。
3GBなので、毎月動画をバリバリ視聴する!という使い方はできませんが、読書や料理のお供程度なら充分です。家ではWiFiで外ではUQモバイル、という使い方をすればより効果的に使えます!
UQモバイルに契約する際は、必ずデータ高速プランを選びましょう!データ高速+音声通話プランは、そもそも音声通話しないので不要です。
3GB以上使うならmineo(マイネオ)がおすすめ
3GBでは物足りないという方にはmineo(マイネオ)がおすすめです。
6GB・10GB・20GB・30GBから選べるので、利用目的にあったプランを選びましょう。10GB以上あれば、WiFiがなくても自宅でも外でも気兼ねなく使えますね。
速度はUQモバイルほどではありませんが、mineo(マイネオ)も充分速度は速いのでおすすめです。プランはauプランでシングルタイプを選びましょう!
ドコモプランもありますが、auプランの方が速度が速いです。また、UQモバイル同様音声通話があるデュアルタイプは不要です。
最後はやっぱり値段
モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | iPad 無印 | iPad mini 4 | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 12.9インチ | 10.5インチ | 9.7インチ | 7.9インチ | |
WiFiモデル | 32GB | – | – | 37,800円 | – |
64GB | 86,800円 | 69,800円 | – | – | |
128GB | – | – | 48,800円 | 45,800円 | |
256GB | 103,800円 | 86,800円 | – | – | |
512GB | 125,800円 | 108,800円 | – | – | |
セルラーモデル | 32GB | – | – | 52,800円 | – |
64GB | 101,800円 | 84,800円 | – | – | |
128GB | – | – | 63,800円 | 60,800円 | |
256GB | 118,800円 | 101,800円 | – | – | |
512GB | 140,800円 | 123,800円 | – | – |
最後は、容量と値段を見ながら決めていきましょう。
iPad Proの方がスペックは高いですが、利用目的によってはスペックの無駄遣いにもなりえます。iPad Pro 10.5とiPad 無印とでは2万以上高くなりますからね。。。
そこまで高度なことをしない限りは、iPad 9.7インチやiPad mini 4で充分です。
僕はiPad 9.7インチを料理、動画、読書、外出時の作業用に使用していますが、ストレスを感じるレベルで遅いと思ったことはありませんし、サイズもちょうどいいので満足しています。
正直2万追加してまでiPadにかけるかと言うとそうでもなかったですしね。その上で、
- 画像や動画を大量に保存したい方→256GBや512GB
- そんなに保存しない方→32GBや64GB
という選択で大丈夫です。
iPadの9.7インチは32GBと128GBの選択になりますが、そこまで保存するものもないので32GBを選びました。画像や動画はiPhoneにも保存していますからね。
容量が気になる方は、iPadやiPhone用のUSBメモリもあるので、それを補助的に使うのもありです。USBメモリですがLightningに対応しているので、iPhone・iPadとPC間でも使えます。
iPadの選び方総まとめ
最後に、iPadの選び方を簡単にまとめます。
自宅限定でパソコン代わりに使いたい方はiPad Pro 12.9
ノートPC代わりに使えるのがiPad Pro 12.9インチモデルです。使い方によってはノートPCを買うよりこっちの方が便利だったりします。
Apple Pencilで自由に絵を描くこともできますし、動画も大画面で楽しめます。また、雑誌と変わらないくらいの大きさなので、雑誌を読む感覚で読書をしたい方にもおすすめ。
ただ、やはり重いし大きいため持ち運びに適しているとはいえず、自宅に据え置きするモデルではあります。
この1台あればなんでもできるので、自宅に置いておきたい方におすすめです。
- 自宅にノートPC代わりに置いておきたい方
- 大画面で動画を楽しみたい方
- Apple Pencilを使いたい方
- 重いアプリでバリバリ作業したい方
iPad Pro 12.9や10.5インチを使う方なら、Apple Pencilも揃えておきましょう!
持ち運びもできるタイプで重いアプリを使いたい方はiPad Pro 10.5
iPad Pro 10.5は12.9ほど大きくも重たくもないので、持ち運びにも適しています。
持ち運びならiPad 9.7インチもできますが、大きく違うのはApple Pencilに対応している点とスペックが上という点。
持ち運びができて重いアプリでバリバリ作業したい、そんな方におすすめできるモデルです。
- スペックは欲しいが持ち運びもしたい方
- Apple Pencilを使いたい方
- 重いアプリでバリバリ作業したい方
動画やネットサーフィン、読書をメインに使いたい方はiPad
iPad Proを選ぶほどスペックは高くなくていいけど大画面で使いたい、そんな方にはiPadの9.7インチがおすすめです。
価格を見ても、iPadシリーズの中で1番バランスがいいと思っています。実際これを使っていますが、大画面なのに持ち運びも苦になりませんしかなり満足です。
1番オススメするとしたらこのモデルですね。
動画視聴、読書、料理、ネットサーフィンやショッピング、外での作業など、重たいアプリを使うこと以外は満足行く使いやすさです。
- ハイスペックは求めない一般的な用途
- 安くて大画面を使いたい方
- 持ち運びもしたい方
寝転びながらiPadを使いたい方はiPad mini 4
iPad mini 4は1番小さいモデルのため持ち運びもしやすいですが、9.7インチでも充分持ち運びはできるので、mini 4は寝転びながら使いたい人がメインですね。
iPadの9.7インチも小さくて軽いとはいえ、それなりの重量はありますから、長時間寝転がって読書やネットサーフィンをしていると、腕がしんどくなってきます。。。
その点、iPad mini 4はiPad Pro 10.5やiPad 9.7と比べて1.5倍以上軽いので、ゴロゴロしながら使っても苦になりません。外出時ももちろん、家で手軽に使いたい人におすすめできます。
- 寝転びながら読書やネットサーフィンをしたい方
- 持ち運びもしたい方
最後に
iPadは家に1台あるとかなり便利ですし、アニメ視聴や読書に欠かせないデバイスです。
是非、あなたに適したiPadを見つけてみてくださいね!
以上、iPadの選び方や比較を紹介しました!
ぼく